ヨモギと黒砂糖を交互に入れる
栽培日誌

天恵緑汁(ヨモギ発酵液)の作り方

天恵緑汁(ヨモギ発酵液)は韓国の自然農法で生まれたもので500倍に薄め散布すると、野菜が病気になりにくくなり元気になるとの記事を書籍で読んでぜひ作りたいと思い、ヨモギの採取から始めました。このあと、ぼかし作りの発酵菌としても利用しました。

1.ヨモギを採取する

土手や空き地に生えているヨモギの新芽を採取する。時間帯は春の新芽が出始めた時期の早朝がオススメ。

春のヨモギが新芽を出すころの早朝に採取します。
春のヨモギが新芽を出すころの早朝に採取します。

2.ヨモギを細かくカット

よく混ざり合うように、そして発酵液の抽出が進むように、採取したヨモギをはさみで細かくカットする。※ヨモギは洗わない

3.黒砂糖と混ぜ合わせる

ヨモギの重さの3分の1程度の黒砂糖を用意する。ヨモギを入れて、黒砂糖を入れて、またヨモギを入れてと数回繰り返し、ヨモギと黒砂糖を混ぜ合わせる。

図りにかけたヨモギ
図りにかけたヨモギ。時期がまだ早く1時間かけても500グラム程度しか採取できなかった。
ヨモギと黒砂糖を交互に入れる
容器にヨモギと黒砂糖を交互に入れていきます。

4.重しをのせて1週間発酵させる

重しをのせて1週間発酵させる。虫などが入らないように、不織布やネットなどをはります。今回は、夏のジャガイモの眼だしに使用した砂を重石として活用しました。

ヨモギに重石をのせる
ヨモギに重石をのせる。今回はジャガイモの芽だし用の砂を利用しました。



5.たまった液(天恵緑汁)を保管する

そこにたまった液をペットボトルなどに入れて涼しいところで保管する。ペットボトルにいれてからも発酵が進むので、ペットボトルのふたは緩めておきます。
ちなみに、保管する際は絞ってはダメとのことで、今回のヨモギの量で作成できたのは50cc程度。あまりにも少なかったので少し絞って200cc程度保存することができました。

天恵緑汁(ヨモギ発酵液)
抽出された天恵緑汁(ヨモギ発酵液)
天恵緑汁(ヨモギ発酵液)の製作に使ったヨモギは、畑の通路にまいておきました。
天恵緑汁(ヨモギ発酵液)の製作に使ったヨモギは、畑の通路にまいておきました。

6.天恵緑汁(ヨモギ発酵液)を500倍に薄め散布する

天恵緑汁(ヨモギ発酵液)を500倍に薄め散布します。6リットルのジョウロだとペットボトルのキャップで1.5杯を加えると500倍。


天恵緑汁(ヨモギ発酵液)は下記書籍をもとにの作りました。詳しくは下記書籍を購入してみてください。
有機・無農薬の野菜づくり いつもの畑で収穫2倍! (Gakken Mook)



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畑を借りて野菜作りをしている四十路のオヤジです。作業ができるのは週末だけですが、有機栽培で無農薬を心がけながら、多収穫を目指しています。子どもたちとワイワイガヤガヤと奮闘中です😄

1件のコメント

  • 西田 博

    福田敏先生の「プロが教える 有機・無農薬 おいし野菜づくり」の本を3月4日に購入。早速「天恵緑汁」作りに取り掛かりました。この時期は良いヨモギが少なく苦労しましたが・・・
    4月も後半になると軸の太い良いヨモギが採取できるようなり、約2㎏のヨモギで、粉黒砂糖700g使用し500cc抽出する事が出来ました。その後2~3日で気泡が出てきました。これが発酵の証拠でしょうね。

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